エアコンは熱交換を利用して内部の温度を下げて、外部にその熱を放出します。
外部に熱を放出する際に冷却が必要で、ファンを回して冷却してるのですが、ファンが動かなくなると冷却が出来なくなり、結果エアコンが効かなくなってしまいます。
こちらの写真の場合、ファンモーターが社外部品で単体手配できたので交換修理にて対応しました。
単体部品交換と社外部品により修理費用を1/2程度に抑えることが出来ました。

イスズエルフのエアコンが効かないと入庫
蛍光剤とUVライト照射でコンプレッサーの回転軸からガス漏れを発見しました。
今回コンプレッサー交換が必要になり、リビルト品で交換修理対応し部品費用が1/3で修理することが出来ました。

エアコンガスの高圧ホースからのガス漏れで入庫
ホース交換が必要ですが、部品が廃盤になり他社3社で修理不可とのことで入庫しました。
古くなった車など部品が廃盤になって修理できないのは良くある事です。
ガレージマインドでは廃盤の部品でも修理が可能です。
今回は現品ホースを使ってホースを制作し漏れを止め修理が完了しました。
部品値段は純正品より2倍ほどしましたが、無事に修理することが出来ました。

エアコンが効かないお車が入庫、ガス圧の測定を進めていく上でつまりが発覚
写真のエキスパンションバルブの中身が少し見えると思いますが、白い錆が出ています。
本来配管内は真空引きして、空気や水分が無い状態なのであまり錆びたりはしないのですが…
予想では前回修理時に真空引き不足や真空引きしていないのかな？あくまで予想ですが。
今回は配管洗浄、ドライヤー、エキスパンションバルブの交換で修理しました。同時にお客様には錆はすべて取れるわけではないので、同じ症状が再発する(当店の判断では少ないと判断した為)可能性も説明し、了承いただいて修理になります。
「ガスを入れればエアコンが効く」と少なからず思っている修理業者さんもいます。確かに一時的には効くのですが、ちゃんとした知識がなくこういった二次トラブルにつながることがあります。

今回はエバポレーターの交換です。
これがまた厄介、車種によればすっと交換できる物もあれば、ダッシュボードをおろして交換が必要な車もあり高額修理になりやすいです。
そして診断には外せば漏れてるか所が見えるが、ダッシュボードの中では見えないことが多々あり、こういった場合はガス検知器を使って漏れ箇所を特定します。
特定すればあとは交換するだけで修理が可能。
今回は社外品が設定なく純正品交換となりましたが、ディーラーさんの見積もりより工賃の部分で2.3割お安く修理することが出来ました。

こちらも定番の修理です。
車用エアコンのコンプレッサーは大きく二つの部品で構成され
ガスを圧縮するコンプレッサー
コンプレッサーのオンオフを制御するマグネットクラッチです。
コンプレッサーは潤滑不足や不適切なガスの量などが原因で壊れます。
圧縮不良になると修理は出来ませんのでコンプレッサーの交換になります。
マグネットクラッチは電磁式クラッチで電磁式マグネットが壊れるとスイッチが入らなくなり、エアコンが作動しなくなります。
修理方法とすれば、マグネットクラッチの交換なのかコンプレッサーをリビルト品もしくは新品に交換するのか？お客さんと相談して修理方法をきめます。
今回はマグネットクラッチの不良でしたが、マグネットクラッチ単体とコンプレッサーのリビルトの値段の差額が1万円ほどだったのと、15年以上使われていたコンプレッサーだったので、コンプレッサーごとリビルト品の交換を提案させてもらい修理に至りました。

エアコンガスのクリーニングやエアコンガスの補充などが出来ます
この機会があることによって真空引きはもちろんガスのクリーニングや、エアコンガス充填時の重さ管理による正確な重点ができます。

ガス圧のデジタル計です。
メモリに左右されない緑のクランプでガス管の温度を測りガスの規定値圧力まで充填するときに使います。
クリーニング機の重量管理ほどの正確性はありませんが、近い精度でガスを補充したり、真空ポンプに繋いで真空状態にして数値の変化でガス漏れの度合いを調べるのに使います。
クリーニング機に比べて安価ですが、最新のガス圧測定器です。